ZFSキャッシュ用SSD選定

ZFSのパフォーマンス改善にZIFとL2ARCが有効とのことで、2014年2月時点で良さそうなSSDを調べてみた。

ZIL用SSDの要件

  • ZFSのZIL用(slog)で使うSSDは、キャッシュが保護されていないものは、書き込みキャッシュを無効(=パフォーマンスが落ちる)にしないといけない。
  • ライトバックキャッシュは電源断時に保護されるものであれば使用可能。
  • 最大でもメモリの半分の容量しか使われない。

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ZFSのZIL用(slog)で使うSSDは、キャッシュが保護されていないものは、書き込みキャッシュを無効(パフォーマンスが落ちる)にしないといけない。X25-M G2は、無効にしてもデータロスするという話があるので使えないことになる。

インテルのエンタープライズ向けSSD「Intel SSD DC S3500」シリーズがこれらの要件をクリアしている。

Slashdot Friday December 27, 2013
Power-Loss-Protected SSDs Tested: Only Intel S3500 Passes


Intel Solid-State Drive DC S3500 Series
Intel Solid-State Drive DC S3500 Series: Product Brief ※元リンク消失のためarchive.orgを参照中※


Intel「SSDSC2BB080G401」インテルのエンタープライズ向けSSDに1万円強のお買い得モデル – ASCII


Crucial m4は、ZIL用(slog)で使うSSDとして使えるのか?

手持ちのCrucial m4について、ついでに調べてみるとこんな記事があったのだが、、、

techPowerUp Thursday, April 12th 2012 Crucial Releases “000F” Firmware Update for M4 SSD, Enhances Power-Loss Protection

slashdotの記事で使われたCrucial m4のファームウェアが”000F”だったかは不明。

別の記事では、
Analysis of SSD Reliabilit during power-outages

Crucial M500の補足説明
“first Crucial drive with power-loss capacitors” に注目!

Crucial m4は、電源断に備えたハードウェアキャパシタ(=コンデンサ)があるわけではないので、
たとえファームウェアを”000F”にしても、電源断でのデータ消失リスクは消えない。

結論:

  • Crucial m4は、ZFSでのキャッシュ目的での利用には不適。
  • Crucial M500であれば使えるが、手持ちでないならIntel SSD S3500がよろしいかと。